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スタッフレポート

 

令和6年能登半島地震における職員派遣の報告

活動報告

派遣先:穴水町災害ボランティアセンター

1月1日に発生した能登半島地震の被災地に、茨城県社協の要請のもと3月11日~17日の期間に職員1名を派遣しました。現地では、被災者のニーズとボランティアのマッチング業務に従事し、災害ボランティアセンターの運営を支援しました。

写真:災害ボランティアセンターとは?

発災から2ヶ月が経過しているものの手つかずの状態

穴水町災害ボランティアセンターは町の中心にある「さわやか交流館プルート」の一角にあり、1階は福祉避難所、2階は一般の避難所として多くの方が生活されていました。災害ボランティアセンター周辺は全壊・半壊の家屋が多く、また、山間部に向かう道路も土砂崩れによる崩落、石垣やブロック塀の倒壊など通行できない道もあり、発災から2ヶ月が経過しているものの手つかずの状態でした。

写真:災害ボランティアセンターでは何を頼めるの?

危険が伴うため一般のボランティアでは対応できない場所の現地調査

私の主な活動は、危険が伴うため一般のボランティアでは対応できない場所の現地調査と、専門的スキルをもったポランティアの調整を行いました。応急危険度判定で「危険(赤紙)」.と判定された家屋からの貴重品や家財出しなどの依頼が多く、「ボランティアが安全に活動できるか」を確認するため、建築士と現地調査を行いました。また、ブロック塀の解体や撤去などについては、専門的な重機等を使うことから、主に建設業の方や様々なNPO団体の調整を行いました。その方々は、仕事の休みを利用したボランティア活動とのことでした。

写真:市地域防災計画との関係

今もなお被災者の避難所生活は続いています。

震災から4ヶ月経ちますが、今もなお被災者の避難所生活は続いています。一日も早い生活の再建には、ボランティアだけではなく多種多様な専門職の方々の支援が必要であり、重要であると改めて感じました。

貸出福祉機材の写真
貸出福祉機材(車椅子)の写真

報告者:地域福祉係 係長 近藤由紀子

お問い合わせ

下妻市社会福祉協議会 地域福祉係 電話番号:0296-44-0142 FAX番号:0296-44-0559